手帳を、旧暦(月の暦)のものに変えたのですが、
そのおかげか、毎日、月を意識して生活するようになりました。
今、ぼくの中で、はやっている遊びが、
月の位置あてゲーム
なのです。
遊び方をご紹介するよ。
まずは、
「今、月がどの辺にあるかなあ」
「どんな形かなあ」
というのを予測します。
そして、空の、予測したあたりを見上げて、
予想した通りに月があれば、
「しめしめ」
と喜ぶ。
という、非常に高尚な遊びなのです。
ぼくは、月の暦の手帳を使い始めるまでは、
「満月の日には、夕方(日の入の頃)に月が出て、
新月の日には、明け方(日の出の頃)に月が出る」
という、基本的なことも知りませんでした。
考えてみたら、
満月のときというのは、月が、太陽と反対側にいる時なので、
日が沈むと同時に月がのぼるのは、当然なのです。
満月のときは、月の出が18時頃ですが、
それから、毎日、約1時間ずつ(正確には51分ずつ)月の出が遅くなっていって、
7日後の半月(下弦)の時には、夜の0時頃が月の出、
新月の頃は、太陽と月は、ほぼ同じあたりにいるのです。
そして、月は、東から昇った後、
1時間に15度(3時間で45度、6時間で90度)動いて、
12時間たつと、沈みます。
なので、例えば、今の月を予測しますと、
満月から1日あとなので、月の出が19時ぐらいで、
それから1時間ほどたってるので、
東の空、15度あたりに、
少しだけ右側がかけた月が見えるはず。
と思って、今ぱっと空を見たら、当たりました~~。
しめしめ!
やったーー。
と、このように遊びます。
これを逆に使うと、
月の位置を見るだけで、
逆算して、今が何時か、だいたいわかるようになってきます。
この遊びを毎日してるだけで、
自然とのつながりを不思議と感じられるようになってきました。
みんなも、ぜひやってみてね。
※遊ぶ時の注意
月の出の時間は、場所によって変わるのと、
公転周期の影響で、時期によっても2時間ぐらいずれるので、
あまり細かく考えず、だいたいで考えるのがおすすめです。