(昨日の記事の続きです)
ヴィシュワ先生(Yogi Vishvketu)のヨガリトリート報告です。
京都、亀岡にある、料理旅館で行われました。
参加してたのは、20人ぐらい。
やっぱり、ヴィシュワ先生が、超すてきでした。
すごいインド人だぁ~。
ヴィシュワ先生は、インドとカナダで主に活動していて、
「アカンダヨガ」というヨガを主宰されてます。
「アカンダ」とは、「統合的な、全体的な」という意味だそうで、
その言葉通り、
アカンダヨガには、
リラックスな要素も、
パワフルな要素も、
陰ヨガ的な(長いホールドで気を活性化する)要素も、
クンダリーニ的な(チャクラとエネルギーを高める)要素も、
ラージャの(瞑想的な)要素も、
ラフターの(おどけた笑いの)要素も、
すべて融合されていて、
しかも、それらを、スムーズな一連の流れ(ヴィンヤサ)で行っていくという、
すてきなヨガでした。
インドのヨガなので、
もちろん、インドの伝統的なヨガがベースになっていて、
でも、気持ちよく、楽しめるようなアレンジが入っていて、
ダーマヨガにも、けっこう通ずるところがあるように思いました。
先生は、とってもおちゃめで、
見てると、こっちまで幸せになるのだけど、
ヨガの中にも、おちゃめで、へんてこりんなやつがいっぱいありました。
ライオンで、「ガオー」というやつや、
ねこで、「みゃう」というのや、
とつぜん、笑い出すのや、
とても自由でハッピーで、ぼくの考えているヨガの幅を、広げてくれました。
ヴィシュワ先生は、場の空気を操る達人です。
みんながむずかしい顔になったり、
眠そうな顔になると、
突然、へんてこなゲームをはじめます。
鬼ごっこで、鬼にタッチされた人がダウンドッグのポーズになって、
その下をくぐってもらうと、また逃げられるゲームとか、
みんなで頭を内側の、あおむけの円になって、
手足を上にぶらぶらさせながら、ばか笑いをするゲームとか。
ヴィシュワ先生は、
「日本人は、シリアスすぎるね。もっと人生、楽しまないと。」
と言いました。さすがインド人です。
そうかと思ったら、すぐさま、みんなを泣かせるようなワークをやったり、
夜は、キールタンといって、
キャンドルの灯りの中、みんなで輪になって歌って、
ピュアな気持ちになり、一体感を高めたり、
さらっとすごい空気を作るのに、
本人はいつも、おだやかで、むじゃきで、にこにこしている。
ヨガのクラス中も、上げたり下げたりが匠の技でした。
今回のリトリート中には、
「土」「火」「水」「風」「空」の、五大元素について、たくさんの話をしてくれました。
この五大元素は、アーユルヴェーダ(インドの伝統的な健康哲学)の考えの基礎ともなっているもので、
・五大元素と、チャクラの関係
・五大元素と、ヨガポーズ(アーサナ)の関係
・五大元素と、食事などの生活との関係
など、教えてもらって、とても勉強になりました。
中国の陰陽五行説で考えている、五元素とも、ちょっと違うのだけど、共通点も多いのかなあ。
来年は、陰陽五行とアーユルヴェーダを勉強したいなあと思います。
先生は、最後に、
先生の師匠の映像を見せてくれました。
現在、101歳の、「スワミ・ヨガナンダ」というお方です。
その先生がクラスを指導する様が、あまりにも奔放で、激しいので、
みんなで大笑いしました。
その映像はないのだけど、
他の映像がユーチューブにありました。
みんなも、この元気な101歳を見たら、元気が出ると思いますので、
ぜひご覧ください。
すてきすぎる。。
ヴィシュワ先生のアシュラム(道場)は、インドのリシケシュにあり、
全米アライアンス認定のティーチャートレーニングも行っています。
現状では、日本語通訳もあるそうな。
興味ある方、ぜひ、行ってみてくださいな。
アカンダヨガWEBサイト(英語)
http://www.akhandayoga.com/
やっぱり いい先生には子供っぽさがあるんだって確信したよ。
大好きなんです。
リシケシ滞在中はびっしりと彼のクラスを受けました。サットサンガを私のためにしてくれて、たくさんの種をまいてくれました。今でも大切に育てています。
ぬんさんにもご縁があったんだね。
なんだか嬉しいわ。
ありがとう。