2011年09月10日

心が忙しい人におすすめの本

sinaikoto.gif

ぼくの最近のテーマは、
「どうしたら、心が忙しくなくなるだろう」
ということだったのだけど、

そんなぼくにぴったりの本を読みました。

辻信一さんの、

スローライフのために「しないこと」

こんなにすてきな本があったとは。


この本によると、

ぼくたちは、競争社会、効率社会の価値観に染まりすぎていて、
「することリスト」をたくさんこなすことが正しいと思いこみ、
いつまでたってもなくならない「することリスト」に
追い回され、疲れている。

どれだけ時間を節約できる家電を買っても、
どれだけ、時間を効率化する勉強をしても、
ぼくたちは、ますます時間に追われている。

無限に成長しなければいけない。
速く成長しなければいけない。

という価値観を変えない限りは、
いつまでたっても、ゆったり生きることはできない。

ということでした。


ぼくは、ませた子供でしたので、

中学生の頃から、「時間術」「速読術」「睡眠術」などの本を読み、
効率良く、時間を使う方法を追求したりしていて、

また、大人になってからも、
いろんな自己啓発本やら、
できるサラリーマンになるための本やら、
勝間和代やら、
本田直之やら、
いっぱい読んで、

自分でも時間の本が書けるほどに、あれこれと時間を切り詰めて実践していました。


そのおかげで、
いろんなことを学んで、いろんなことができるようになった半面、

なんだか、いつも時間に追われているようで、
落ち着かない気持ちもありました。


会社を辞めたら、時間ができて、
心にゆとりができるんだろうなと思ってたのですが、

実際にサラリーマンを辞めてみると、
全然、そんなことはなかったのです。

やりたいことが次々とでてきてしまって、
やらなきゃ、やらなきゃ、と焦っている自分。

今の自分に満足できず、
もっと、もっと、
新しい自分、よりよい自分にならなければと焦っている。

時間に対する執着、成長に対する執着が強くって、

なかなか、心のくせは取れないのです。


この本を読みながら、いろいろ考えたのだけど、

時間を効率化して、いろんな活動や学びをしてきたおかげで、
ヨガを学んだり、
英語が話せるようになったり、
ネットに詳しくなったり、
いろいろなつながりができたり、
してきたわけで、

そんな自分は好きだし、否定することもない。

でも、

時間を切り詰めてバリバリやってるときも、

非生産的に、ぼーっとしてるときも、

そのときどきの自分を、
どっちもいとおしく、楽しめたら、さらにいいんだろうなと、

この本を読んで、
バランスがさらに取りやすくなった気がします。


必要以上に、学ぶこともない。
人より抜きんでようとすることもない。

今あるもの、今持っているもので、
今、まわりにいる人と楽しむ

ということを大切に、

これからも生きていこうと思います。


今は、辻さんの別の本

スロー・イズ・ビューティフル(遅さとしての文化)

slowis.jpg

を読んでいます。

辻信一さんの、
急ぎ過ぎる社会への提言はすばらしいです。

みんなの意識が変わることで、

成長至上主義、
大量生産・大量消費、
グローバリズム

の世界から、

持続可能の、循環型社会(現状維持)、
ローカリズム
1人1人が個性を発揮できる社会

に変わっていくのだと思います。

興味ある方は、ぜひ、読んでみてくださいね。
posted by ぬん at 21:27 | Comment(4) | おすすめの本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あの後早速「しないこと」の方の本、手にいれましたよ〜。今まださいしょの方読んでるとこです♪
Posted by こむらまりこ at 2011年09月12日 20:10
おお、さっそく。
また感想を教えてね。
Posted by ぬん at 2011年09月13日 21:08
こんにちは〜。
「心が忙しい人」って、わたしのことだ!
 今年3月に退職し、ゆっくりするぞ〜と思っていたのも束の間、6月くらいから忙しくなり、今も余裕なくいろんなことしてます。

 
 というわけで、読んだ後自分がどう変われるのか楽しみです。
Posted by ミッチー at 2011年10月26日 11:20
おお、会社をやめたときのぼくと似ているねえ。
きっと、変わると思いますよ。
Posted by nun at 2011年10月26日 14:10
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