2012年02月28日

京都のヴィパッサナー瞑想合宿から帰りました

京都のヴィパッサナー瞑想センターでの瞑想合宿から帰ってきました。

すばらしかった。。。

予想していた以上に、すごいです。興奮です。

ちょっと長くなりそうなので、何回かにわけて、
ブログにアップしようと思います。


ぼくが最初に、ヴィパッサナー瞑想について知ったのは、10年前。

姉のあやしい友達が、
「京都に瞑想センターというのがあって、10日間、しゃべるの禁止で瞑想する」
と言うのを聞いたのです。

ずっと気になっていたのですが、

その後、ヨガの友達が増えるにつれ、
耳にする機会が増えてきました。

4年前に1度申し込んだものの、その時は満席で受けられませんでした。

最近では、
「ヴィパッサナー、まだ行ってないの?」
と言われることも多くなり、

そんなに言われるヴィパッサナーって、いったい、どんなもんなのか。

今回ようやく、参加することとなったのです。


ヴィパッサナー瞑想センターは、
京都の園部からバスで45分ほど行ったところにあります。
(2年前から千葉にもセンターができたようです)

参加者は、男性40名、女性40名ぐらいでした。

参加者は、幅広く、

チャラっとした感じの大学生から、
インドを旅してそうな人、
明らかにヨガの先生っぽい人、
見た感じ、しょぼくれたおじさん、という感じの人
お坊さん、
あやしげな外人、
妊婦さんもいた。

センター内では、
男の人と女の人で、歩く道まで分けられ、
男女が近寄らないようになっています。

はじめのうちは、遠くにちらちら見える女の人が
よけいに気になるなあと思いましたが、
日がたつにつれて、女性の存在を感じなくなっていきました。

10日目の朝までは、会話禁止。
それどころか、ジェスチャーや、目を合わせることも、
すべてのコンタクトが禁止です。

知らない人と、全くコミュニケーションをとらずに共同生活をするという、
とても変わった経験なのです。

読書や、メモを取ることも禁止。
携帯電話、ノート、ペンなどは、センターに預けます。

歌うこと、ヨガなどの体操をすることも禁止。
歩くことだけは許されています。

ご飯は、玄米菜食。

毎日のスケジュールは、

4:00 起床のベル
4:30 - 6:30 【瞑想】
6:30 - 8:00  朝食と休憩
8:00 - 9:00 【グループ瞑想】
9:00 - 11:00 【瞑想】
11:00 - 13:00  昼食と休憩
13:00 - 14:30 【瞑想】
14:30 - 15:30 【グループ瞑想】
15:30 - 17:00 【瞑想】
17:00 - 18:00  お茶と休憩
18:00 - 19:00 【グループ瞑想】
19:00 - 20:15 【ゴエンカ師の講話】
20:15 - 21:00 【グループ瞑想】
21:00 - 21:30  ホールで質問の時間
21:30 就寝/消灯

なんと、瞑想が、1日14時間。

1年前に行った座禅道場のスケジュールも、
きびきびした厳しいものでしたが、
今回のコースも、徹底的に坐れるプログラムでした。


そして、この合宿で特徴的なのが、
すべてのレクチャーが、録音された音声で行われるということです。

教える内容が変わることなく保たれるように、そうしているそうです。

録音された音ということで、
少しゆるい雰囲気を想像していたのですが、
実際に行ってみると、本当に先生がいるのとあまり変わらない、
臨場感あふれるものでした。

録音された音声は、
実際に、10日間全く同じスケジュールで、
日本人生徒を相手に行ったときのもので、
通訳の声も入っています。

座布団を均等に敷き詰められた中に、みんな整列し、
そして正面には、アシスタントティーチャーと呼ばれる先生が座っているのです。

そのアシスタント先生は、普段はほとんどしゃべることはないのですが、
質問の時間になると、
みんなの質問を、的確に迅速にさばいていく、すごい人なのです。

瞑想のはじまりと終わりには、本物の鐘が鳴らされ、
なかなかの緊張感です。


音声の中で指導しているゴエンカ師は、
瞑想時間のはじめと終わりに、マントラのような歌を歌ってくれます。
先生は、だいぶん音痴の気がしましたが、
おちゃめな歌い方が、だんだんクセになる。愛を感じます。

最終日には、先生の愛を感じ、号泣してしまった。


このヴィパッサナー瞑想センターは、
なんと、参加費は無料(自由な額を寄付する)で成り立っていて、

先生も、ご飯を作ってくれる人も、
すべてボランティアです。

「多くの人がヴィパッサナー瞑想に出会い、世界が平和で満たされるように」
というような気持ちから、すべての運営が成り立っている。
とても大きな組織の愛を感じるのです。

まだまだ書くことがいっぱいです。
続きは、また次回。
しばらく、毎日更新できるようにがんばります。
posted by ぬん at 23:50| Comment(5) | 瞑想 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うわぁ…すごい続きが気になります…(*^^*)
更新を楽しみにしております!
Posted by kitty at 2012年02月29日 10:38
大変興味深いです。
こちらチェンマイでも瞑想寺があって、ドネーションシステムで成り立っています。
京都かチェンマイかで来年あたり受けてみたいと思います!!!
Posted by ヨーコ at 2012年02月29日 15:28
隣で寝てた木こりです。
しかしほんといい体験が出来たね。こうしてブログを読んでると、改めて人の心の奥で考えてる事って案外一緒なんだなーと思ったわ。なんせ俺もちらちら見える女性達が気になってからね(笑)
言葉を失くして瞑想してるとより強く感じることが出来たような気がします。

あれから朝夕毎日1時間瞑想してますか?俺は・・・想像にお任せします。

続き楽しみにしてるわ!
Posted by 木こりのケン at 2012年02月29日 17:22
突然失礼いたします、
お教えくださいませ、
ある程度のとこまで、
続けて行うことは、
出来ないとこ、
なのでしょうか?
例えば、
四年とか、
五年とか??
日本で、
できれば、
天国みたいな、
お話しに、
なると、思うのですが!
Posted by 工藤宰 at 2014年06月18日 03:28
上の米自演乙ww
気持ち悪いから外の世界出て来ないで一生瞑想しててくれる?
Posted by at 2015年11月17日 16:19
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