はるむすひさん主催の、三浦直樹先生のお話会に行ってきました。
三浦直樹先生は、
いろいろな方面から噂を聞いていた、
大阪・北区(天満)の内科医の先生です。
・マクロビオティック、薬膳などの、食事療法や、
・座禅断食、
・気功、ヒーリング、
・心理学、
・自然療法のお手当て、
などを取り入れた統合的な医療で、
三浦先生のクリニックには、
日本全国から、難治の患者さんが集まるそうです。
そして、三浦先生の話がおもしろいので、講演の依頼も絶えないようです。
三浦先生の治療のアプローチは、
心、食、運動、呼吸
の4つだそうです。
一番大事なのは、心。
ストレスによる活性酸素が、いちばん身体を痛めるので、
ストレスをためない心の使い方が、まず第一。
そして、食事。
そして、運動により、身体の血行や気の巡りを良くし、体温を上げること。
自分での運動がむずかしい場合には、
足浴や、鍼灸、こんにゃく湿布などを活用するそうです。
そして、呼吸。
ヨガのアプローチとも、近いなあと感じました。
食事については、
1人1人、必要な食物が違うそうです。
例えば、
水をいっぱい取る方がいいのか、
それとも、控える方がいいのか、
それは、
むくんでいる人は控えるべきだし、
乾燥している人は摂取するべき。
というように、
1人1人の持って生まれた体質や、その時々の環境により、
様々に変わるそうです。
先生は、マクロビオティックの望診法をベースに、
顔を見たり、舌を見たり、体を見たり、性格を見たり、
その人に合わせた食のアドバイスをされるそうで、
一概に、「こういう食べ方がいい」
ということは言えないそうです。
ただ、傾向として言えることは、
「日本人は、昔ながらの和食が合いやすい」
ということだそうです。
現代の栄養学は、欧米から来ているため、
日本より、緯度が高い、北の方に住む人に適しているそうです。
日本人は、欧米人に比べ、
・腸が長い(草食に向く)
・乳糖を分解しにくい(乳製品が負担になりやすい)
・インシュリンの分泌が少ない(砂糖の取りすぎに弱い)
・脂肪を蓄える力が少ない(脂肪の取りすぎに弱い)
などの特徴があるそうで、
やはり、洋食より、和食の方が向きやすいそうです。
ただし、「食」より「心」の方が大事だそうで、
食にあまり神経質になるより、
楽しく、感謝して食べることで、
消化力も高まり、免疫力も高まり、
健康になれるそうです。
実際、三浦先生自身も、
「肉を減らす方が健康になりやすい」と言いながら、
3ヶ月に1度くらいは、焼き肉を食べに行くそうで、
それは何故かというと、
大学生時代のラグビーの仲間との集まりがあるからだそうです。
焼き肉を食べることによるデメリットより、
仲間と昔の話をしながら笑うメリットの方が大きいと思うから、
そうするそうです。
ぼくたちの身体は、適応力や、解毒力があるので、
100点満点の完璧な食を目指さなくても、
70点くらいで良くて、
あとは、楽しく感謝して食べるのが大事なのだなあと思いました。
葛(くず)のお手当法や、スギナ茶、ドクダミ茶など、
ぼくに合いそうなものも教えていただいたので、
取り入れていきたいと思います。
三浦先生のお話は、
全国から集まる患者さんと実際に向き合っているので、実践的で、
様々な伝統医療を長年興味を持って探求してきているので、幅広く、
お医者さんだけあって、論理的でわかりやすく、
それなのに、フレンドリーで、ユーモアにあふれていて、
とてもバランスが取れた方だなあと思いました。
三浦先生のようなお医者さんがいるのが、とてもうれしいです。
そして、そんな先生が増えていったら、いいなあと思います。
みなさんも、機会があれば、ぜひぜひ、
三浦先生のお話を聞いてみてください。
みうらクリニックHP
http://www.miura-cl.jp/
三浦先生のブログ
http://blog.goo.ne.jp/miura_cl
「望診法」5回講座も、かなりおもしろそうです。
顔を見るだけで、内臓などの健康状態がわかるようになるそうです。
↓詳細はこちら(facebookイベントページ)
https://www.facebook.com/events/516133981767009/
自分で学ぶとしたら、最初はこの本がおすすめだそうです。
美人のレシピ―マクロビオティック望診法