2013年08月04日

三浦院長のお話を聞いてきた(神戸・元町)

昨日、神戸・元町の玄米カフェで行われた、
はるむすひさん主催の、三浦直樹先生のお話会に行ってきました。

三浦直樹先生は、
いろいろな方面から噂を聞いていた、
大阪・北区(天満)の内科医の先生です。


・マクロビオティック、薬膳などの、食事療法や、
・座禅断食、
・気功、ヒーリング、
・心理学、
・自然療法のお手当て、

などを取り入れた統合的な医療で、

三浦先生のクリニックには、
日本全国から、難治の患者さんが集まるそうです。

そして、三浦先生の話がおもしろいので、講演の依頼も絶えないようです。


三浦先生の治療のアプローチは、

心、食、運動、呼吸

の4つだそうです。


一番大事なのは、心。
ストレスによる活性酸素が、いちばん身体を痛めるので、
ストレスをためない心の使い方が、まず第一。

そして、食事。

そして、運動により、身体の血行や気の巡りを良くし、体温を上げること。
自分での運動がむずかしい場合には、
足浴や、鍼灸、こんにゃく湿布などを活用するそうです。

そして、呼吸。


ヨガのアプローチとも、近いなあと感じました。


食事については、
1人1人、必要な食物が違うそうです。

例えば、
水をいっぱい取る方がいいのか、
それとも、控える方がいいのか、

それは、
むくんでいる人は控えるべきだし、
乾燥している人は摂取するべき。

というように、
1人1人の持って生まれた体質や、その時々の環境により、
様々に変わるそうです。

先生は、マクロビオティックの望診法をベースに、
顔を見たり、舌を見たり、体を見たり、性格を見たり、

その人に合わせた食のアドバイスをされるそうで、

一概に、「こういう食べ方がいい」
ということは言えないそうです。


ただ、傾向として言えることは、
「日本人は、昔ながらの和食が合いやすい」
ということだそうです。

現代の栄養学は、欧米から来ているため、
日本より、緯度が高い、北の方に住む人に適しているそうです。

日本人は、欧米人に比べ、
・腸が長い(草食に向く)
・乳糖を分解しにくい(乳製品が負担になりやすい)
・インシュリンの分泌が少ない(砂糖の取りすぎに弱い)
・脂肪を蓄える力が少ない(脂肪の取りすぎに弱い)
などの特徴があるそうで、

やはり、洋食より、和食の方が向きやすいそうです。


ただし、「食」より「心」の方が大事だそうで、

食にあまり神経質になるより、
楽しく、感謝して食べることで、
消化力も高まり、免疫力も高まり、
健康になれるそうです。


実際、三浦先生自身も、
「肉を減らす方が健康になりやすい」と言いながら、
3ヶ月に1度くらいは、焼き肉を食べに行くそうで、

それは何故かというと、
大学生時代のラグビーの仲間との集まりがあるからだそうです。

焼き肉を食べることによるデメリットより、
仲間と昔の話をしながら笑うメリットの方が大きいと思うから、
そうするそうです。

ぼくたちの身体は、適応力や、解毒力があるので、
100点満点の完璧な食を目指さなくても、
70点くらいで良くて、
あとは、楽しく感謝して食べるのが大事なのだなあと思いました。


葛(くず)のお手当法や、スギナ茶、ドクダミ茶など、
ぼくに合いそうなものも教えていただいたので、
取り入れていきたいと思います。


三浦先生のお話は、
全国から集まる患者さんと実際に向き合っているので、実践的で、

様々な伝統医療を長年興味を持って探求してきているので、幅広く、

お医者さんだけあって、論理的でわかりやすく、

それなのに、フレンドリーで、ユーモアにあふれていて、

とてもバランスが取れた方だなあと思いました。


三浦先生のようなお医者さんがいるのが、とてもうれしいです。
そして、そんな先生が増えていったら、いいなあと思います。

みなさんも、機会があれば、ぜひぜひ、
三浦先生のお話を聞いてみてください。


みうらクリニックHP
http://www.miura-cl.jp/

三浦先生のブログ
http://blog.goo.ne.jp/miura_cl


「望診法」5回講座も、かなりおもしろそうです。
顔を見るだけで、内臓などの健康状態がわかるようになるそうです。
↓詳細はこちら(facebookイベントページ)
https://www.facebook.com/events/516133981767009/

自分で学ぶとしたら、最初はこの本がおすすめだそうです。

book_bijin.jpg

美人のレシピ―マクロビオティック望診法

posted by ぬん at 02:17| Comment(0) | 食と農 | 更新情報をチェックする
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