脈診と刺絡鍼のアーユルヴェーダ勉強会のご紹介(大阪)

ぼくが今年から通っている自然農塾の先生方が、

大阪で、伝統医学(アーユルヴェーダ)講座を企画しているのを、
以前のブログで紹介しましたが、

2014年の、8/3と、11/16に、引き続き、第3回目、第4回目を行うそうなので、
紹介させていただきます。

これまでと同じように、「上馬場和夫」先生をお招きし、
より、専門性を増した講座になるそうです。

お医者さんでもある上馬場先生は、
30年以上にもわたり、東西医学の融合をテーマに活動しているお方で、

アーユルヴェーダを中心にしながら、
中国医学や漢方医学、さらに現代医学を統合した
新しい生命科学システムの構築を目指しておられるそうです。

ヨーガや瞑想も、26年に渡り実践されていて、
ヨーガ療法学会とも関わりが深く、
ぼくもなんどか、講演を聞いたことがあり、とてもすてきな先生です。

第3回目は脈診、第4回目は鍼ということで、
少し専門的な内容ですが、
興味ある方は、ぜひ、この機会にどうぞ。
伝統医学セミナー
世界の伝統医学の共通点を探ることで学ぶ  生命の科学「アーユルヴェーダ」

【第3回】脈診法の理論と実際(薬用オイルの作成まで)

2014年8月3日(日)10:00~16:00

会場:森ノ宮医療学園専門学校本校舎 6F 601教室 


東洋医学の脈診は長い経験が必要ですが、
熟達者によっても診断が異なるため、脈診を行わない治療家もいます。

しかしアーユルヴェーダの脈診は、初心者でも同じ結果を出すことができる簡便なシステムを有しています。
また、現代医学の生理学や循環器科学の概念とも相応することもあります。
少し経験を積むと、ある程度体内の状態を推測して、
アーユルヴェーダ的な治療や予防に役立てることができます。

ただ、インドのアーユルヴェーダ大学では脈診が主観的なものであるとして
詳細な授業は行われていないのが現状です。

その一方、アーユルヴェーダ医師の家系では、自分の親族だけの問題不出の知識にしています。
しかし人類の役に立つならば、できるだけオープンにすることが必要ではないでしょうか。
私は、アーユルヴェーダの脈診の妥当性だけでなく、限界をも、
オーストラリアでの心臓移植センターなどでの脈波研究を通じて感じています。

今回、一般のアーユルヴェーダに興味のある方から、
東洋医学の実地臨床に役立てたい医療者、さらにはサロンでのトリートメント施術者にまで、

これまでの研究と経験から得られたアーユルヴェーダ脈診の読み方と応用法をご説明したいと思います。
応用法の中には、アーユルヴェーダのトリートメントの選択からトリートメントに使う薬用オイルの作成法、
特にギーやウコンオイルの作成法を紹介します。

また、ラクタモークシャつまり刺絡の適応の有無と刺絡する部位の決定法までも、
現代生理学と研究にも基づきながらご説明します。
付加的事項として、瞑想としての脈診法は、
オーリングテストやVibrational Medicineで行われている種々の方法と同じく、
内なる情報をかなり覚知することができることもお伝えしたいと思います。

参考図書 『アーユルヴェーダとヨーガ改訂2版』上馬塲和夫著 金芳堂 (講義の中で使用します。)



【第4回】生命の科学「アーユルヴェーダ」に基づく刺絡鍼法の実際

2014年11月16日(日)10:00~16:00

会場:森ノ宮医療学園専門学校本校舎 6F 605教室 


東洋医学の治療法の原理の特徴は、
排泄させることで自然治癒力が活性化させることです。

特に瘀血を排泄させる方法は、
アーユルヴェーダでは「ラクタモークシャナ」として、
中国医学や漢方・鍼灸医学では「刺絡」と命名され、
長くその有効性を認められてきました。

ただ、ワシントン大統領を死に至らしめた瀉血療法の悪いイメージからか、
日本では医師にも鍼灸師にも、脇役的で、
中心的な治療としての認識はなされてきませんでした。

しかし、刺絡の教科書には
「まずは刺絡をした後に、鍼灸や湯液などを行うべき」だとする説も提唱されています。

アーユルヴェーダの治療原則でも
「汚れた布は一度洗濯した後に染めないと、うまく染まらない」といわれています。

2012年のPlosOneにあるCao H.らの論文にも、
鍼灸だけでなく、鍼灸に吸角療法(皮膚刺絡)を併用した方が、臨床的効果が高いと報告されています。
今回、鍼灸師にも施術できるように、刺絡鍼法を4つに分けて具体的にご説明します。通常は、井穴刺絡、皮膚刺絡、細絡刺絡の3分類ですが、それに加えて、頭部刺絡を説明します。アーユルヴェーダでは頭部がもっとも優位な場所として認識され、頭部刺絡が重要であることが示唆されています。

これらの刺絡について、西洋の解剖生理学に従って作用機序を説明しながら、
より副作用を少なく快適で効果的なアーユルヴェーダ的方法をご紹介します。

なお、衛生面の感染対策や副作用対策など安全面の配慮についてもご説明します。

参考図書 『アーユルヴェーダとヨーガ改訂2版』上馬塲和夫著 金芳堂 (講義の中で使用します。)


< 講師 上馬塲(うえばば) 和夫(かずお) 先生 >  

昭和53年広島大学医学部卒業後、東西医学の融合を目指し、
虎の門病院、北里研究所、富山県国際伝統医学センター、
富山大学和漢医薬学総合研究所にて、
世界中の伝統医学、とりわけアーユルヴェーダの調査研究を行う。

現在、アーユルヴェーダを中心としながらも、
中国医学や漢方医学、さらには現代医学を統合した
生命科学システム(広義のアーユルヴェーダ)の構築を目指している。

帝京平成大学ヒューマンケア学部教授。
日本アーユルヴェーダ学会理事。
NPO法人日本アーユルヴェーダ協会理事長、
第31回日本アーユルヴェーダ学会東京研究総会会長。
日本温泉気候物理医学会専門医&評議員。
日本統合医療学会認定統合医療指導医。

著書に『アーユルヴェーダとヨーガ改訂2版』(金芳堂)
『インドの生命科学アーユルヴェーダ』(農文協)など。

合気道2段、ヨーガのポーズや呼吸法・瞑想の経験は26年。


◆受講料 : 第三回は4,000円。第四回は5,000円(学生 4,000円)。

◆対象: 第四回伝統医学セミナーは、基本的に、鍼灸師、看護師、医師、
および医療系・鍼灸学校学生を対象とします。
免許の関係上、有資格者(医師・鍼灸師)以外は、体験見学のみになります。

◆お申込 :「伝統医学セミナー受講申込」と記載の上、
受講日(第三回目あるいは第四回目)、お名前、ふりがな、
ご住所、連絡先電話番号、メールアドレスを記載し、
下記のアドレスへお申し込みください。
返信確認後、受講料を下記の口座へお振り込みください。

◆申込先メールアドレス  marumashinkyu@yahoo.co.jp   吉村まで
返信のない場合やメール連絡ができない方は、
FAX/留守電  0799-28-0883  へご連絡ください。

◆受講料振込先  ゆうちょ銀行 記号14110 番号51744221   伝承医学研究会
(他行からの場合 店名:四一八 店番:418 普通 口座番号5174422)

※第3回は定員40名、第4回は定員20名となりましたら、申込みの受付を終了させていただきます。


- 会場ご案内 -

< 森ノ宮医療学園専門学校本校舎 >
大阪市東成区中本4-1-8(会場に駐車場はありません。)
・JR環状線「森ノ宮」駅下車徒歩12分 ・地下鉄中央線今里筋線「緑橋」駅下車徒歩7分 
・地下鉄長堀鶴見緑地線「森ノ宮」駅下車徒歩12分


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