2015年7月14日の火曜日、夜18時30分より、神戸・元町にて、
スロー・デス・ブラザーズ(辻信一さんと、上野宗則さん)をお招きして、
スロー・デス・ブラザーズ(辻信一さんと、上野宗則さん)をお招きして、
「スロー・デス・カフェ」というイベントを行います。
「スロー・デス・カフェ」とは、
「スロー・デス・カフェ」とは、
ゆっくりと死について考え、思いを馳せる場だそうです。
辻信一さんは、文化人類学の教授でもあり、
世界中の民族と暮らす中で、人間のしあわせについて考察してきた方。
上野宗則さんは、父との死別をきっかけに、
死化粧用品等ご遺体ケアのための商品づくりや、
「死への立ち会い」をテーマに、講演活動をされている方。
お2人は、むずかしく考えがちな社会・環境活動を、
ゆるく、わかりやすく、広める達人で、
日本のスロー・ムーブメントの仕掛人であり、
ぼくが、ゆるいコミュニティ活動をしていく上での、師匠的な存在の方なのです。
そのお二人が、環境活動、社会運動をしていく中で感じたのが、
現代人は、「死ぬことを忘れている」
ということだったそうです。
辻信一さんは、文化人類学の教授でもあり、
世界中の民族と暮らす中で、人間のしあわせについて考察してきた方。
上野宗則さんは、父との死別をきっかけに、
死化粧用品等ご遺体ケアのための商品づくりや、
「死への立ち会い」をテーマに、講演活動をされている方。
お2人は、むずかしく考えがちな社会・環境活動を、
ゆるく、わかりやすく、広める達人で、
日本のスロー・ムーブメントの仕掛人であり、
ぼくが、ゆるいコミュニティ活動をしていく上での、師匠的な存在の方なのです。
そのお二人が、環境活動、社会運動をしていく中で感じたのが、
現代人は、「死ぬことを忘れている」
ということだったそうです。
現代では、死が身近ではなくなったため、
まるで永遠に生きるかのように、
自分の人生の発展を追いかけてしまいがちです。
しかし、実際は、
ぼくたちは必ず死に、
肉体は滅び、自然に還っていきます。
短い人生を終え、次の世代につながっていきます。
しっかりと「死生観」を持つことで、
ぼくたちが、自然の一部であることを自覚し、
自然と寄り添った生き方をできるのだと思います。
死を考えるきっかけづくりとして、
辻さんと上野さんが、ゆる~く広めている、スロー・デス・カフェ。
この機会にぜひぜひ、ご参加ください。
スロー・デス・カフェとは?
(以下、スローデスカフェのウェブページより抜粋)
http://yukkuri-web.com/sd-cafe
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「スロー・デス・カフェ」とは、
まさに「死から生の意味を考える」きっかけをつくるムーブメントなのです。
どこまでも続く死のない生は生ではありません。
死は生きるための最大の障害でありながら、
同時に生きるための必要な条件なのです。
それでも人間はこれまでの歴史のなかで不老不死を求め、死に抗い続けてきました。
今日の科学物質主義文明が生みだした医療技術の目ざましい進歩は、
かつて不治とされていた病の治療や延命を可能にしました。
しかしその一方で、人々が死を受け入れられない社会、
死を見ない社会がつくられてしまったのです。
いくら科学が進んだとしても、
わたしたちは死なないわけにはいかないのです。
なぜなら、わたしたちは生きる存在なのですから。
詩人の谷川俊太郎さんは
「詩と死がない人生は“しがない”」と言いましたが、
「死なない」「死にたくない」「死を見たくない」という思考は、
しがないだけではなく、社会にさまざまな不具合を生んでいる気がしてなりません。
その象徴とも言えるのが、
高速増殖炉のような永遠のエネルギーをつくりだすシステムではないでしょうか。
永遠のエネルギーは、わたしたちに、
地球の未来に、幸福を与えてくれると思いますか?
「スロー・デス・カフェ」では、
夜な夜な集う人々と
「ああでもなく、こうでもなく」と死について考え、対話しながら、
わたしたちは死に逝く存在であるという極々当たり前のことを思い出し、
生きているいまを噛みしめる時間をつくっていきたいと思っています。
死とコーヒーはほろ苦い。
死は辛くて、寂しくて、悲しいものですが、
死に向き合い、死を想い、生きる意味を探ってみませんか。
--------------------------------------------
《演者プロフィール》
・辻信一さん
文化人類学者。環境運動家。明治学院大学国際学部教員。
「スローライフ」「GNH」「キャンドルナイト」などをキーワードに、
環境=文化運動を進める一方、
環境共生型の「スロー・ビジネス」にも取り組んできた。
東日本大震災以後は、「ポスト311を創る」キャンペーンを展開。
著書は、
『スロー・イズ・ビューティフル』
『ナマケモノ教授のぶらぶら人類学』
『スローライフのために「しないこと」』
『降りる思想: 江戸・ブータンに学ぶ』
『ハチドリのひとしずく―いま、私にできること』、など多数。
DVDブック『サティシュ・クマールの今、ここにある未来』、
DVD『川口由一の自然農という幸せ』など、映像作品も手がけている。
辻信一さんの詳細プロフィールはこちら
http://yukkuri-web.com/tsuji/profile
・上野宗則さん
株式会社素敬代表、「エンゼルメイク・アカデミア」主宰。
父親の死によって遺族となった経験を活かし、
98年より死化粧用品等ご遺体ケアのための商品づくりをはじめる。
その後、「人の死に立ち会うときなにができるか」をテーマに、
医療従事者や葬祭事業者向けの講習会を企画。
「社会に生きる人々が死を想うきっかけづくりができれば」をモットーに、
全国各地で講演活動も行っている。
近年はナマケモノ倶楽部から発行される書籍やDVDのデザインも担当。
著書に『エンゼルケアのエビデンス!?』(sokei パブリッシング)がある。
--------------------------------------------
今回のスロー・デス・カフェでは、
ぼくも、せっかくの機会なので、共演させてもらうということで、
ヨガの中で、最も重要なポーズとも言える
「屍体(しかばね)のポーズ」を取り入れながら、
肉体を溶かし、心を溶かし、
みんなでゆるく語り、つながり合えたらと思っています。
死を考えるきっかけづくりとして、
辻さんと上野さんが、ゆる~く広めている、スロー・デス・カフェ。
この機会にぜひぜひ、ご参加ください。
スロー・デス・カフェとは?
(以下、スローデスカフェのウェブページより抜粋)
http://yukkuri-web.com/sd-cafe
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「スロー・デス・カフェ」とは、
まさに「死から生の意味を考える」きっかけをつくるムーブメントなのです。
どこまでも続く死のない生は生ではありません。
死は生きるための最大の障害でありながら、
同時に生きるための必要な条件なのです。
それでも人間はこれまでの歴史のなかで不老不死を求め、死に抗い続けてきました。
今日の科学物質主義文明が生みだした医療技術の目ざましい進歩は、
かつて不治とされていた病の治療や延命を可能にしました。
しかしその一方で、人々が死を受け入れられない社会、
死を見ない社会がつくられてしまったのです。
いくら科学が進んだとしても、
わたしたちは死なないわけにはいかないのです。
なぜなら、わたしたちは生きる存在なのですから。
詩人の谷川俊太郎さんは
「詩と死がない人生は“しがない”」と言いましたが、
「死なない」「死にたくない」「死を見たくない」という思考は、
しがないだけではなく、社会にさまざまな不具合を生んでいる気がしてなりません。
その象徴とも言えるのが、
高速増殖炉のような永遠のエネルギーをつくりだすシステムではないでしょうか。
永遠のエネルギーは、わたしたちに、
地球の未来に、幸福を与えてくれると思いますか?
「スロー・デス・カフェ」では、
夜な夜な集う人々と
「ああでもなく、こうでもなく」と死について考え、対話しながら、
わたしたちは死に逝く存在であるという極々当たり前のことを思い出し、
生きているいまを噛みしめる時間をつくっていきたいと思っています。
死とコーヒーはほろ苦い。
死は辛くて、寂しくて、悲しいものですが、
死に向き合い、死を想い、生きる意味を探ってみませんか。
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《演者プロフィール》
・辻信一さん
文化人類学者。環境運動家。明治学院大学国際学部教員。
「スローライフ」「GNH」「キャンドルナイト」などをキーワードに、
環境=文化運動を進める一方、
環境共生型の「スロー・ビジネス」にも取り組んできた。
東日本大震災以後は、「ポスト311を創る」キャンペーンを展開。
著書は、
『スロー・イズ・ビューティフル』
『ナマケモノ教授のぶらぶら人類学』
『スローライフのために「しないこと」』
『降りる思想: 江戸・ブータンに学ぶ』
『ハチドリのひとしずく―いま、私にできること』、など多数。
DVDブック『サティシュ・クマールの今、ここにある未来』、
DVD『川口由一の自然農という幸せ』など、映像作品も手がけている。
辻信一さんの詳細プロフィールはこちら
http://yukkuri-web.com/tsuji/profile
・上野宗則さん
株式会社素敬代表、「エンゼルメイク・アカデミア」主宰。
父親の死によって遺族となった経験を活かし、
98年より死化粧用品等ご遺体ケアのための商品づくりをはじめる。
その後、「人の死に立ち会うときなにができるか」をテーマに、
医療従事者や葬祭事業者向けの講習会を企画。
「社会に生きる人々が死を想うきっかけづくりができれば」をモットーに、
全国各地で講演活動も行っている。
近年はナマケモノ倶楽部から発行される書籍やDVDのデザインも担当。
著書に『エンゼルケアのエビデンス!?』(sokei パブリッシング)がある。
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今回のスロー・デス・カフェでは、
ぼくも、せっかくの機会なので、共演させてもらうということで、
ヨガの中で、最も重要なポーズとも言える
「屍体(しかばね)のポーズ」を取り入れながら、
肉体を溶かし、心を溶かし、
みんなでゆるく語り、つながり合えたらと思っています。
※このイベントとは別に、
7/11大阪、7/12神戸、7/13京都にて、
辻さんと上野さんが作られた映像の上映会&お話会があります。
そちらもよかったらどうぞ。http://yukkuricinema2015.blogspot.jp/
7/11大阪、7/12神戸、7/13京都にて、
辻さんと上野さんが作られた映像の上映会&お話会があります。
そちらもよかったらどうぞ。http://yukkuricinema2015.blogspot.jp/
『スロー・デス・カフェ@神戸・元町』
◆日時:2015年7月14日(火)
18:30~21:30(開場 18:00)
◆場所:IVYスクール(3階スタジオ)
http://www.ivyschool.jp/
神戸市中央区北長狭通4-5-7 Lin's Square 3F
元町駅東口から、山側に出て、
鯉川筋のふたつ西側(ファミマ西側)の細い道を、
山側に上がっていく途中、右手にあります。
JRまたは阪神「元町駅」東口から、徒歩3分。
阪急「三宮駅」西口から、徒歩5分。
地下鉄「県庁前駅」東2番出口から、徒歩3分
詳細マップはこちら
http://www.ivyschool.jp/access.php
◆参加費:1,500円(税込)
※参加費は当日現金にてお支払いください。
◆定員:20~30名程度
◆申込み方法:こちらからお申込みください。↓ ↓ ↓
https://ssl.kokucheese.com/event/entry/310215/
◆Facebookイベントページはこちら。↓
https://www.facebook.com/events/297842833673317/
ラベル:サティシュ・クマール