2016年06月12日

自然を学ぶ学校。サティシュの、シューマッハ・カレッジ(イギリス)

s3.jpg

1週間、イギリスに行ってきました。

長い間、あこがれていた、
愛する師、サティシュ・クマールさんの、シューマッハ・カレッジ
自然と共生し、持続可能な社会を目指すための大学です。

農や食、エコロジー(自然環境)、経済などを、
ホリスティック(包括的)に考え、
これからの新しい時代のあり方を学ぶ場です。

1年間の修士(マスター)コースの他に、
1ヵ月や1週間などの短期コースもあり、

今回は特別に、日本語通訳つきの、日本人のためのコースが開講されるということで、
参加してきました。
東京アーバンパーマカルチャーの、ソーヤー海くんの主催でした。

s_22A7466.jpg

サティシュは、
生き方の見本として、
ぼくが、もっとも尊敬し、もっともあこがれ、
影響を受けている人です。

愛にあふれ、知恵にあふれ、
すべてにやさしく、力強く、
しゃべる言葉のひとつひとつが、詩のように美しく、
心を打たれます。

サティシュといっしょにすごし、
サティシュといっしょに学べる、
夢のような日々でした。

s4.jpg

シューマッハカレッジの教えは、
3つのH
・HEAD(頭)
・HANDS(手)
・HEART(心)
をテーマにしています。

頭だけ(知識だけ)の学びでなく、
手を動かし、暮らしの実践の中から学ぶ。

心の学びのため、
瞑想したり、詩を読んだり、歌ったり、
シェアして心を開き合うことも、大切な学びのひとつです。

s8.jpg

特に「食べること」が生活の中心にあり、

できる範囲で、
・オーガニック(無農薬、無化学肥料)
・自家菜園、もしくはローカル(地元産)
・旬のもの
・加工や輸送、包装が少なく、二酸化炭素排出を抑える

というテーマで、
みんなが交替で料理を手伝い、
朝・昼・晩、みんなで食卓を囲みます。

s10.jpg

授業は、サティシュや、
その他、最先端の思想を持った講師の方々により、
座学やワーク、遠足(散歩)を通して行われます。

今回のコースの中では、
・地球の進化とガイア理論について
・コミュニティについて
・フォレストガーデン(アグロフォレスト):環境負荷が少ない森の農園
などについて学びました。

s11.jpg

サティシュとの問答を通じて、
自分のあり方について学び、
謙虚で、愛ある存在であるための、
たくさんの気づきをもらいました。

シューマッハカレッジでの滞在を通じて、
これからぼくが目指す「学びの場づくり」のための、
ヒントやインスピレーションをたくさんもらいました。

s1.jpg

すてきな学びの機会を得られたことに、心から感謝です。

この貴重な学びを、
これからのぼくの生き方の実践にいかし、
みんなとともに、一歩一歩、
しあわせな社会をめざして歩んでいきたいと思います。

s9.jpg


シューマッハでの深い学びを、ここで伝えることはむずかしいのですが、
以下の書籍で、
シューマッハカレッジでの教えを感じることができると思います。
ぜひぜひ、多くの人に読んでいただけたらうれしいです。



辻信一さんが、大学のゼミの生徒たちを、
シューマッハカレッジに連れて行った時のドキュメンタリー。
シューマッハを疑似体験できます。



辻信一さんが、シューマッハカレッジの教えを、
日本で広めるために立ち上げた、ゆっくり小学校。
かわいいイラストとユーモアいっぱいで、さらっと読めます。


サティシュへのインタビュー映像(65分)と、本がセットになったDVDブック。
このDVDの、サティシュのやさしさと力強さあふれる語りに、ぼくは惚れてしまい、
この映像の上映会を、これまでに10回以上もしています。




サティシュの日本国内で行われた講演会での、質疑応答を収録した本。
サティシュは、どんな質問にも、詩のように美しい言葉を返し、
質問した人が感動して泣いてしまうこともしょっちゅうです。
ユーモアとやさしさにあふれたサティシュの言葉がすごい。



君あり、故に我あり (講談社学術文庫)
サティシュの自伝的な本。
サティシュのこれまでの生い立ちや、思想のベースがいちばんよくわかる本です。



resar.jpg

サティシュが30年にわたり編集長を務めてきた、世界の先端をいくエコロジーに関する雑誌。
科学、経済、アート、宗教などのいろんな分野において、
地球にやさしく、平和で、人々がしあわせに満たされるような
新しい時代のための良い事例や、インスピレーションにあふれる、すばらしい雑誌です。
雑誌は英語なのですが、1年ほど前から、主要な記事を日本語に訳した「電子版」が始まりました。


ぜひぜひ、興味あるものあったら、読んでみてください。

シューマッハカレッジWEB


posted by ぬん at 10:31 | Comment(0) | 環境・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]