来週火曜(11/22)の19時半から、神戸・元町のモダナークカフェにて、
遺伝子組み換えを問うドキュメンタリー映画の上映会があるよ。
映画は、
・暴走する生命
・パーシーシュマイザー モンサントとたたかう
2本続けての上映になります。
ぼくも、行く予定です。みなさんも、ぜひ。
以下、モダナークカフェのページより
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米国で遺伝子組み換えサーモンの認可が審議にかけられ、
まもなくFDA(食品医薬品局)がその結論を出すのではないかと言われます。
しかし日本の消費者にはほとんどその情報は届いていません。
この2つの映画で、遺伝子組み換え、生命特許、
現代科学技術と社会のあり方、生命とは何か・・・
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だそうです。
詳細はこちら
http://www.chronicle.co.jp/event/2ocument.html最近、ぼくのまわりで、「種」問題を耳にする機会が増えてきました。
昔の農業は、
自分で育てた作物から、また種を取って、
それを子孫に継承していくというシンプルなものでした。
そのような種は、在来種とか、固定種と呼ばれるそうです。
近年になって、
野菜の形を揃えるという名目のもと、
F1種という、種を取れない野菜が主流になりつつあります。
これらの野菜は、形や味が揃う代わりに、
味が薄かったり、生命力が弱まっていたりするそうです。
F1種は、性質を固定するために、
わざと、染色体異常で、生殖能力がなくなったものを掛け合わせて作るのですが、
これが、現代の不妊や、アレルギーなどの病気の原因になっていると指摘する人もいます。
F1種についての詳細は、以下のブログなどをご参照ください。
固定種とF1種の違い
http://ing-hompo.com/2010/05/post-92.htmlF1品種について
http://mone.moo.jp/hitohachi/03.htmlF1種の問題
http://itiguuoterasu.blogzine.jp/blog/2010/12/post_f24f.htmlこれだけでも問題なのですが、
いま、特に、危険な状況にあるのが、
「モンサント」というアメリカ企業の、遺伝子組み換えの種です。
今、TPPに関連して、
この種が日本に入るか入らないかの、瀬戸際にあるようです。
遺伝子組み換え食品の安全性については、
いろいろな議論がありますが、
「遺伝子組み換え食品が有害」と発表した論文は、
次々と揉み消されるという話が有名なことを考えると、
とてもあやしいです。。
モンサント社の種は、
遺伝子組み換えで、
自社の強力な農薬をまいても死なないように改良されているのですが、
アメリカでは、農薬をヘリコプターでまくので、
その近所では、モンサント以外の作物は死滅してしまい、
農業をやるには、モンサントから種を買うしかないという事態が起きているそうです。
また、種は、風やミツバチに飛ばされるので、
他の農家にも混ざってしまうという事態が起きています。
とにかく、一度広まると、抜け出しにくいというのが、
種問題の特徴のようです。
ネットで「モンサント」と検索すると、
見事に、悪い噂ばかりが出てきますが、
モンサント社は、政治的にとても巧みなので、どんどん拡大してるのです。
うーん、あんまり、噂だけで判断したくはないけれど、
やっぱり、モンサントさんは、広まってほしくないなあ。
昔ながらの種は守りたいなあと思います。
今回の映画でも、
モンサント社を取り巻く農民のドキュメンタリーや、
遺伝子組み換えのリアルな状況について観られると思います。
未来が、安全で健康な食になりますように。。
興味ある方は、ぜひ、いっしょに観ましょう。
◆今回の映画のWEBサイト
・暴走する生命
http://www.bekkoame.ne.jp/ha/kook/liferunning.html・パーシーシュマイザー モンサントとたたかう
http://www.bekkoame.ne.jp/ha/kook/percypage1.html◆今回の会場 モダナークカフェ(神戸・元町)のイベント詳細ページ
http://www.chronicle.co.jp/event/2ocument.html